$ 0 0 現代社会で人々は、様々な不安に晒されて生きている。突然解雇されて収入を得ることができなくなったり、病気になったり事故にあったり、あるいは生きながらえて高齢になったときの生活保障など。そもそも自分が生活の基盤としているこの社会そのものの体制が、今後揺るがないとも限らない。今回とりあげるジグムント・バウマン『液状不安』は、こうした現代的な不安を扱ったもの。「リキッド・モダニティ」という時代概念を提唱している、現代ドイツを代表する社会学者の1人だ。 全文本が好き! 10月17日14時59分