<謎多き影流始祖・愛洲移香斎の生涯を描く> 室町から戦国時代にかけて生きた兵法家であり、兵法3大源流のひとつである「影流」の始祖となった愛洲移香斎久忠。 伊勢の地に生を受け、九州は日向国で影流を開き、明国にも渡ったとされる、その波乱に満ちた人生を描いた時代小説である。 時は文正元(1466)年。10日前に元服を済ませたばかりの愛洲太郎左衛門尉久忠(後の移香斎)は、父である愛洲伊予守忠行の名代として、伊勢国司北畠教具の屋敷に詣でることとなった。 全文
ゲンダイネット 11月05日10時00分
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